rites of passage

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Rites of Passage

rites_of_passage.jpgさて、音楽
つても、Costeがらみのものばっかでやってくつもりなので
悪しからず悪しからず。
Coste Apetrea 2006年リリースのソロアルバム
"Rites of Passage"
あ、気付きました?
あたいのブログタイトルのパクリですねぃ(逆ですねぃ)。

カミングアウトしちゃいますけど、わたくし高校生の頃、ちょこっとばかしキリスト教団体の元に転がり込んでおりましてですね、
つか、ぶっちゃけ学校さぼって街を徘徊してるとこ目をつけられたつぅ感じでして・・・。
その頃に、自転車で坂道爆走中、崖から落っこちましてですね、
頭から足の先まで、左半分がズルむけになってしまったんですわ。
「イエス様のお告げだ!」と崇められました(マジです)
こ、こんな痛い伝え方する神様なんていらねー
と、そのままこの団体を立ち去りました。
痛い思いをして、やっと目が覚めたって感覚がありましたね。
宗教にかこつけて、ただサボってるだけの自分に喝が入ったといいましょうか
こういった体の痛みもまた、もしかしてRite of Passageだったのではあるまいか?
などと、最近になって考えるようになりました。
人間が成長する過程で受ける数々の難。体の痛み、心の痛み。
それを通過して人間は強く優しくなれる、が、一歩間違うとトラウマにも悪の根源にもなってしまう。
痛みを受け入れられるか否かが、分かれ道なのでしょう。

Costeには5歳年上の素晴らしいお姉さんがいました。生涯で最愛の女性と言っても過言ではない。
小さい頃から共働きの親に代わってCosteの面倒をみてきたそうで(当時はそれが嫌でたまらなかったらしいが)
誰よりも彼を理解し、見守り続けてきた人なのです。
そんなお姉さんが亡くなったのが、このアルバムが出来上がる数ヶ月前。
Costeは二ヶ月間もふさぎこんでいました。本当にこのまま浮上できないんじゃないかと心配するくらいどん底でした。
二ヵ月後、もう大丈夫だと戻ってきたCosteは、ひとまわり大きい人になってました。
そこから、彼の私生活も仕事もぐんぐん変わっていきましたですね、もちろんいい方向にです。
彼女と過ごした最期の日々が、あまりにも美しくて悲しくて、
些細な揉め事、イザコザが、まるで埃のように微塵と化してしまったのです。
それから彼は、自分をとりまく人たちといがみ合うことを憎み、妬むことを恥じるように・・・。
コステコミューンのはじまりはこのあたりからかもしれないですね。

ま、人生のTurning Pointとも言えるアルバムなのであります。
え?内容?
買ってよ(←はい、いつもの展開。レビューとか期待しちゃダメっすよ~)
  1. 2011/07/09(土) 00:39:58|
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Så Som I Himmelen

51VCJEYTXHL__SL500_AA300_.jpgスウェーデン最後の夜、Stefan Nilssonのピアノでgabriells sangを聴かなかったら、おそらくこの映画を観ることはなかっただろう。
だって邦題があまりにも(以下略)
世界的な音楽家が、田舎町でさえない合唱隊をいっぱしのコーラスグループに育てあげる。よくあるサクセスストーリーでしょ?って誰もが思ってしまうではないか。
スウェーデンの北の地で、寒さに身をかがめ災いが通り過ぎるのを待つばかりの人たちが、コーラスを通じて・・・いや、ここが凄いんだ。
コーラスではない、自分の声、すなわち自分独自の「音」を自覚し感じて楽しむことによって、「私の人生」をも模索し始める。
この展開が素晴らしく人間臭い。
これぞ北欧式rite of passageと言ってしまおう、ブログ第一弾だしな。

スウェーデンの文化(音楽、映画、本)には得体の知れない哲学のようなものが存在する。それがとてつもなくへっぽこなのだ。
この映画を観てスウェーデン人の5人に1人が泣いた?
すごい、4人は泣かなかったんだ(あ、5人に1人が観たってこと?)
あたしも泣かなかった。
余韻に浸らせてくれないのよね、それが気持ちいい
乾いた空気みたいでね

DVDは買わずにTsutayaさんで借りましょう、音がヒンソです。
音楽が素晴らしいのに、そりゃねーぜ、だしょ。
音はサントラで楽しみましょうか?Stefan Nilssonの音楽性の高さに震えてください。
  1. 2011/07/05(火) 00:12:53|
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